Sven Väth / In The Mix (The Sound Of The 16th Season)

Sven Väth / In The Mix (The Sound Of The 16th Season)

 今年も、Sven VäthのIn The Mixの季節です。ほんとはイビサにガンガン行きたいところではありますが、今年の夏のSven Väthのプレイをコレで楽しむのが僕のささやかな楽しみです…が、しばらく前からミックスされたものは買わなくなってしまいました…というのは、Sven Väthって大好きなんですが、ミックスで聞くと僕の苦手な暗黒タイムが結構長いんですよ…不気味なおどろおどろしい暗い世界観で打ちのめされた後に美しい曲を聞くとコントラストでハマるし、ミックスで壮大なストーリーを作るのがDJの腕だと思うんですが、まぁ、どうにもこうにも苦手なものは苦手なわけです…そんなんでファンなのか?というお叱りもあるとは思うのですが、戦闘力の低いファンなんです。もちろんクラブでは暗黒タイムも全力で戦いますが、まぁ、家でムッツリと修行をする精神力は最近は無いのかもしれないです。そのかわり、Sven VäthのCocoon Recordingsには、ほどほどにお布施をしているので、お許しを…って感じです。
 じゃあ、Sven Väthの何が好きなんだよ?と言われると、Sven Väthがかけるストレートにかっこいいテクノと美しい曲が好きです。幻想的で神秘的で、ちょと東洋テイストもありつつ涅槃な感じの曲をかけさせるとSven Väthは世界一です。eye-qの頃から全く変わっていません。ジャーマントランス全盛期から何年もたって、テクノも進化し続けていますが、重要なほんとに素晴らしいところは、全く変わらないっていうか、ブレがないところが、Sven Väthの素晴らしいところだと思います。

 壮大なストーリーのオープニングである1曲目はDJ Koze / XTCで、僕もこの夏もうムチャクチャ気に入っていて、もしDJをすることがあったら、1曲目はコレだ!と思っていたので、だいぶうれしいです。(こういう事を言うと恥ずかしいですが)なんかSven Väthに自分が褒められたっていうか認められた感じです。とはいえ、In The Mixが毎年出るたびに、「ミックスどころか、選曲でもプロには勝てない…」って思います。ほんと、どうやって名曲を発掘してくるんでしょうか?それと、COCOONになってからのほうが、あのジャーマントランスの絶頂期より圧倒的に長いっていうことに、毎年驚いてしまいます…まぁ、ある意味テクノが一般化してきたって事だと思うんですが、そういうご時勢でもジャーマントランス魂を忘れないのが、Sven Väthの素晴らしいところだと思います。もう、こうなったら永遠に続いてほしいものです。

Madonna : Ray Of Light

Madonna : Ray Of Light

 ネットでマドンナのインタビューを漁っていたら、マドンナがジョン・C・リリーで有名な例のアレの影響下で神?の光をみた経験をもとに作られた曲で、マドンナ本人もイチオシって事だったので、それは凄いと思って聞いてみたら、アレ?こういう感じなの??っていうカラっとした明るい曲でした。Like A Prayer的な荘厳で厳粛な感じをイメージしてたので意外でしたが、あぁ、実はこういう事なのかーって思わなくもないです。なんか凄く軽快な曲で、マドンナ的になにか突き抜けたんだと思うんですけど、Sashaのリミックスが、さらに軽快で気に入りました。
 なんと1998年の曲で、ちょっと前かと思いきや大昔です…よくわからないんだけどフォークっていうかカントリー風味も入った感じで、リアルタイムで聞いた時は実は良さがわからなかったという…今になってみると、「あ!新しい音だったんだなぁ。」って、やっとわかる感じです。マドンナっていつもリアルタイムではよくわからなくて、ちょっと遅れて気に入る感じです。ウィリアム・オービットがプロデュースしていて、生音とシンセの絶妙な感じに貢献しているのかなぁって思います。
(1998、Maverick)

Sebastian Mullaert : Recapturing The Radical Self

Recapturing The Radical Self

 Minilogueの1人、Sebastian Mullaertの素晴らしいテクノです。最近どうもカチっとした曲ばかりで、ちょっと疲れるなぁ…テクノも卒業かなぁ…って思っていたんですが、そんな事はなかったです。黎明期のテクノの魅力を現代的に甦らせた素晴らしい曲です。TB-303な感じのシンセの繰り返しがハマります。あと、ずっと同じって事はなく、柔らかくアナログな感じで常に変化しているところがいいです。最近のお気に入りです。
(2014、Ovum Recordings)