iPhone6s : 3D Touch

Taptic Engine
 iPhone6sの新機能の3D Touchが凄いという事で、試してみたんですけど、あまり良さがわかりませんでした…メールのPeekとPopを試してみたんですけど、そんな便利かっていうと微妙なんですよ…Peekでチョロ見して、さらにPopして本格的に読むっていうのは面白いんですけど、この使用方法にピッタリなメールがたくさん届くようなシチュエーションがあまり想像できないっていうか、残念ながら僕にはないなぁ…みたいな。
 あと、僕は昔ながらのワンボタンマウスの熱烈な原理主義者なんですよ…アレにあわせてインターフェースを組み上げるのが王道で、あとは邪道みたいな…なんで、右クリックなんてもってのほかだし、スワイプもちょっとどうかなぁ?って感じなんです。まぁ、スワイプは慣れたんで、まぁ、慣れなのかもしれませんが…でも、なんかこういうのってインターフェースが複雑になるだけのような気がするんですよね…
 とはいえ、グッと押すとコツッとリアルで手応えがあるのは、ほんと面白くて、単なるバイブっていうかアクチュエーターにTaptic Engineなんて名前をつけて、Appleは大げさだなぁ…ってちょっと、思ったんですけど、名前をつけたくなるであろうくらい、この、「コツッ」が素晴らしいんですよ。iPhoneに魂がこもるっていうか、平べったい板だったのが「機械」になるみたいな?ある意味VR的とも言えますし、今までiPhoneに対して物足りなかった部分が満たされるような気がしないでもないです。
 そんでもってですね、ちょいとズシリとなって剛性感もアップしたiPhone6s Plusの「コツッ」って過去触ったミキサーとかビデオデッキとかカメラの名機を彷彿させてくれる高級感っていうか、いい感じなんですよ。もう、この辺、興味がない人には気持ちが悪い話だと思うんですけど、いい機材って凄く手応えがいいスイッチがついているんですけど、そういう感じなんです。
 ほんと、コレ面白くて、「コツッ」がしたいがためにメールを開きまくっています。

Ingress : Level3

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田沢湖

田沢湖
(2015/11/16に当時を回想)
実はこの頃に悩んだのが、移動手段についてです。僕は本来あんまりマジメなほうじゃないっていうか、まぁ多少のズルとかチートとか裏技はありでしょって感じなんですが、ことIngressに関しては自分の行動が正しいのかって事に異常にこだわりました。最初は徒歩移動以外は邪道なんじゃないかなって思って、2kmくらい先にあるポータルにもハックのためにひたすら歩きました…が、どう考えても自転車はいいでしょってな感じで自転車が解禁になりました…が、ハックばかりではレベルが上がらないわけですよ…なんといってもポータルの少ない時代ですから…「どうすんだよ?、これ…」と思いつつIntel Mapの存在を知り、Mapを見て県が見えるくらいにズームアウトしたら、「あ、リンクがひける!」「コントロールフィールドだって作れる!!」って事に気づいて大興奮です。バイクIngressのスタートです。

ご自慢のバイクでポータル間を移動するわけですよ。もう気分はトムクルーズです。最高の気分です。バイクという新兵器で作戦のスケールが一気に拡大しました。007でいうとQにボンドカーを支給された感じです。そしてLevel2という低レベルでも、やっと作戦に参加しているという実感が出てきました。ポータルは何10kmも離れているわけですが、そこを移動してリンクを張ったり、コントロールフィールドをつくるんです。コントロールフィールドがでかいと、できた時のアニメーションもダイナミックにギュワーンって感じでかっこいいんです。この頃はポータルキーってよくわかっていなくて、「なんでリンクが引けないんだろう?」「あっ!ポータルキーがないのか!!」って、バイクで戻ったりしました。何をするにもスケールが大きかったです…なので、1回ハックすると5分間ハックできないっていう事も当然のこととして受け止めていました。バイクで長距離移動した後だと休憩にもなりますしイイ味わいなんです。「ポータルが熱くて冷却するまで危険だ!」みたいなメッセージも、「そりゃ、そうだよなー」「ポータルだからなぁ。」って素直に感心していました。ポータルが少なかっただけに、ポータルはSF映画のラストに出てくる凄い装置ってイメージでした。その辺にゴロゴロはしてないし、何をするにも大変だよ…みたいな。

この日はもう頭クルクルパーになっていて、ケツの痛みの限界までバイクでIngressをしました。コントロールフィールドのキワをひとつひとつハックして、ポータルキーを確保して、リンクを引き、コントロールフィールドをつくりました。ポータルキーを複数確保する方法はまだ知らなかったので、リンクを引くたびにポータルに戻っていたように思います。岩手の西側のポータルをハックしてから秋田の田沢湖に遠征しました。土地勘がないところでIngressをするとポータルまでの移動も一苦労です。地図の湖の地形と実際の地形を比べながら探していると、ほんと作戦気分なんです。もう、ポータルがみつかっただけで、うれしいっていう…この日は初めてリンクもできたし、コントロールフィールドもつくれたし、レベル3になったし、最高の一日でした!こういうことを言うと恥ずかしいんですが、「うぉーっ!俺は生きてるぜーっ!!」的な生の実感を得ることができた素晴らしい一日でした。Ingressは素晴らしいです。興奮して家族にドン引きされながら、最高の夕ご飯を食べました。

Ingress : Level2

(2015/11/12に当時を回想)
 たしかLevel2には、そんなに苦労せずになったように思います。記念のスクリーンショットもないので、たぶんそうだったんだと思います。ほんと流動性のない時期だったので、ポータルの状況はほぼ固定だったように思います。もちろん白ポータルなんてものはありません。リンクしたくてもリンクできるところは、すでにされている…そんな状況だったと思います。もちろんレベルが低いので攻撃なんて考えもしなかったです。幸い近所に歩いて3分のところにポータルがあったので、ひたすらハックです。でかけたらハック。スーパーに行くついでにハック。ほとんどルールがわからない時期だったんですが、最高に面白くて、常に興奮して早歩きでした。

 オリエンテーリングって結構好きなんですが、実際やると僕は方向音痴なので、全然ダメなんですけど、「これはサイバーオリエンテーリングだ!」って感じでした…っていうか、オリエンテーリングはなんだかんだいって遊びだけれども、これは秘密作戦だ!って妄想全開でした。ポータルが今と違って少ないのもまた良かったです。ポータルの希少価値がまさにその言葉通りであった時代だと思います。神聖な場所にポータルがあって、そこからXMが湧き出ている…なんか、パワースポットみたいな感じで、実際にポータルのある場所に行くと敬虔な気持ちになりました。そんなバカなって思うかもしれませんが、感じるものは感じるところが人間の不思議です。まぁ、僕にとってはゲームじゃなくてリアルですから…

 リアルを感じて、妄想全開にできる理由の大きなものとして、スキャナーの出来の良さが上げられます。色数を抑えた機能的なグラフィックが、「ゲームじゃない」感を盛り上げてくれます。任天堂的な安心できるファミリーな世界観とは対極な感じで、往年のPSYGNOSISとかBULLFROGのような異世界を見せてくれるヤバイ感じです…サウンドも凄くて、いわゆるピコピコではなくて最近のオーガニックを経由したヤバイ音です。素直にピコーンでいいところを、常にビチュビチュ、ビチャビチャと湿った余韻があります。サウンドを作った方はリカルド・ヴィラロボスとかがたぶん好きだと思うんですが、どうでしょう?このオーガニックなサウンドがポータルの「実際あるよね」感をブーストしてます。動きの演出も素晴らしくて、息子いわく「いちいちカッコイイ!」んです。Ingressってゲームっていうよりは、最高の業務用アプリって感じなんです。

 ほんとしばらく新しいゲームってしてなくて、どんなゲームもどこか昔のゲームの焼き直しだなぁ…っていうか、新しいものにふれた衝撃ってなくなっていたんですが、そういう意味でIngressはインベーダー以来の衝撃でした。だいたいにしてiPhoneみたいな小さいデバイスでパーティクルがリアルタイムで表示されるのを見ると、オッサンの僕には「これって(昔でいうところの)スーパーコンピューターを持ち歩いているんだな!」ってコンピュータの進化を再確認し、胸が熱くなってしまいます。そんでもって常にGPSで位置情報を確認しているって事は人工衛星にサポートされて作戦を遂行しているわけです。GPSだけでもダメなわけで、GoogleMapがあってこそです。サーバーとも常時通信ですし、ダイヤルアップの頃を考えると隔世の感があります。よく文句の出るバッテリーだって、iPhone3GSの頃よりは、格段に持つようになりました。Ingressによって、まさに旬な新しいテクノロジーの結晶に触れた衝撃は凄くて、今思えば、その辺が異常なまでにハマった理由のひとつなんだと思いますし、年配の方に愛好されている理由なのかもしれません。

Ingress : Level1

Ingress : Level1

(2015/10/17に当時を回想)
 Ingressをはじめました。友人からのTwitterの情報でその存在を知りました。まさか、自分が退屈な日常を過ごしていた世界の裏側でこんな事が繰り広げられていたとは…まさに、あの映画のマトリックスの世界です…赤のカプセルと青のカプセルを選ぶシーンがありましたが、まさにあんな感じです。僕は真実を知ってしまったのです…
 バロウズやディックが表現する、現実が現実じゃない世界っていうか、現実の裏にもうひとつレイヤーが隠されているような…そんな、ただならぬヤバイ感覚がありました。
 「これはゲームじゃない…」…っていうかゲームとは全く思いませんでした…アプリもあくまでもゲームではなく「スキャナー」ですし…一発で、その恐ろしいまでの素晴らしいコンセプトにハマってしまいました…バーチャルリアリティというよりは拡張現実の範疇なんでしょうけど、それすらも超えているっていうか、陰謀論体感装置っていうか、大人の中二病増幅システムなんですよ…圧倒的なリアルなんです!
 当時はポータルも少なく、流動性もほとんどない状態だったので、キャプチャーはおろかリンクも不可能な状況でしたので、取り憑かれたようにポータルのハックをしました。こんなところがポータルだったのか!とその場所に畏敬の念を持ちました。なぜか徒歩移動です。それも早足です。交通手段を使うのは、なんとなく邪道というかポータルに対する冒涜のように感じていました…崇高な使命感が僕を突き動かすのでした…