地球の長い午後

地球の長い午後

 かわいい娘(中3)は本が大好きなんですよ。僕も子どもの頃は本はけっこう読んだんですけど、パックマンのあたりからゲームにはまって、本は読まなくなりました。なんだかんだで娯楽がないから読んでたって感がします…が、娘はこの娯楽にあふれた二十一世紀にもかかわらず、本なんですよ…思春期の娘との接点がほしい!パパだって読書しちゃうよーって事で、ブックディレクターの幅允孝がブックディレクションをした「The Lobby」阪急梅田店に行ったら、難しそうな洋書とかオシャレな本に混じって、ハヤカワSF文庫があるじゃないですか。なんか装丁も素敵だし、タイトルも素敵なので、オシャレでロマンチックな小説なんだろうなぁと思ってコレを買いました。
 …で、読んでみたら凄いんですよ…「SFはだいたい白い光につつまれて、人類が進化するんだよー」「まぁ、どれもだいたい同じさ。」って子どもたちにイバっていたんですが、ぐぉっ!こんなのあるのかっ!!って感じでした。あとですね、SFっていうと、ジェイムズ・P・ホーガンの「星を継ぐもの」みたいな感じで、ポジティビティが基本になっていて安心して読めるイメージだったんですけど、これはちょっと違うんですよ…読んでいてどんどん不安になってくるんですよ…登場人物っていうか登場してくるもの?たちが、いちいちフリーキーでクレージーなんですよ。SFっていうよりオカルティックな不気味さを堪能して、一気読みした後にふるえながら寝ました…まぁ、そういう意味で色々な未来があるなっていうSF的な衝撃を久しぶりに堪能できました…と同時に、まだまだ読んでない本がたくさんあるなぁ…って新鮮な気持ちになりました。いい読書でした。