エミュレータ大研究2011

 エミュレーターとは何なのか?「タダでゲームができるぜ!ぐへへへ!!」って事ではない、エミュレーターの魅力の本質が凝縮されている本です。MMK Internationalの、前書きと、後書きが、ほんと胸を打たれる感じで、このためだけに買ってもいいぜって感じです。
 僕は現行&ちょっと古い程度の家庭用ゲームのエミュレーターは、あんまりグッとこないんですけれども、アーケードゲームのエミュレーターのMAMEは、年齢のせいかグッとくるものがあります。頭をガツンとやられる感じで、当時の思い出が、薄暗いゲームセンターの感じとか、テーブル筐体とか、缶ジュースの味とか、その頃の町の様子とともに、よみがえります…
 今回は「namcoビデオゲームの足跡」って事で、ナムコ特集もあって、熱いです。ゲームセンターがゲームセンターらしかった頃に絶好調だったのが、ナムコですから…情報自体はインターネットで、だいぶ調べやすくなったと思うんですが、その単なるツギハギではなくて、そこから熱いメッセージを生み出している編集手腕が素晴らしいです。エミュレータ研究室で長年続いていたのが、終わり?って思って残念だったんですけれど、「大研究」になって続いて良かったです。僕の年末年始の楽しみなので、僕が死ぬまで続いてほしいです。