ブライアン・イーノ : Ambient#1 Music For Airports

Music For Airports
 アンビエントを発明したブライアン・イーノのアンビエント・シリーズの第一弾です。イーノはわりと世界観が優しいっていうか素直な感じなので、普通に聞いて楽しめると思います。名前通り実際に空港でかけるためにつくられていて、イーノが熟考してつくったのがインタビューなんかを読むとわかります。作り方的にもイーノが考えたテープループシステムでつくられていて、その辺もアンビエントオタク的には面白いです。
 ブライアン・イーノは交通事故でベッドで寝てる時に、すごく小さい音で音楽を聞いて、アンビエントを思いついたそうですが、僕はボロボロのアパートに住んでいた時に、音楽を聞くと隣人から苦情がきたので小さい音でも楽しめるアンビエントを聞きはじめました。今となってみれば隣人に感謝です。

Sven Väth : ACCIDENT IN PARADISE

 スヴェン・バースがジャーマントランスを立ち上げたころの大傑作です。一曲目から、まさに別世界にもっていかれます。テクノも色々なサブジャンルが明るいものから暗いもの、落ち着いたものから激しいものと、一通りでそろった今あらためて聞くと傑作アルバムだなぁって思います。
 ジャケットの内側のThank you for the inspirationにブライアン・イーノや坂本龍一が入っていて、DJプレイからは激しい印象が強いスヴェン・バースですが、きれいな感じをずっと追求してる人なんだなぁって思います。Thank you for the inspirationではgoaとかraverなんて単語も入っていて、フランクフルトのomenの印象が強い人ですが、実は結構アウトドア派だったんだなぁって今さらながら知りました。音もなにげにそれっぽくて当時はちょっと「テクノ」っぽくないっていうか不思議な感じがしたんですが、今聞くとすごく納得できる感じです。
 ジャケットというか内容的にも2タイプあって僕も間違って両方買ってしまったんですが、手のジャケットのほうがオリジナルです。青っぽいほうは最後にボーナストラックが入っていて、お得と言えばお得なんですが、アルバムを通して聞くと最後の曲でまったりした後に激しいボーナストラックがはじまるんでちょっと心臓に悪い感じです。一枚きちんと通してきけるアルバムなんで、手のジャケットのほうが僕は好きです。

Oblique Strategies

Oblique Strategies
 アンビエント・ミュージックで有名なブライアン・イーノがスタジオワーク等のクリエイティブプロセスの手助けのためにつくったカード、Oblique Strategiesのソフト版です。起動すると単純そうでいて意味深なことわざというかアドバイスがでてきます。OSX版です。
 独自のテープシステムであるとか、DX7しか使わないとか、マルチテープを使わないとか、独自のスタイルが魅力的なブライアン・イーノの変人?ぶりの一端がうかがえるソフトだと思います。もちろんそういう仕事の人はマジメに使ってみてもいいと思います。
http://curvedspace.org