高橋幸宏 : Neuromantic

 最近、Something In The Airが頻繁に脳内再生されていたので、実際に聞いてみたら凄かったです…脳内再生っていうのはイメージの世界なので、本物が超えた事はなかったんですが、これは超えました!
 なんかアレですね…最近テクノを聞く事が多かったんで、機能性っていうかトビっていうかハマリっていうか、そういうところをメインで聞く事が多かったんですが、この曲で、音楽には不思議な力があるんだって事に気づきました…今まで気がついてなかったって事ではないし、音楽で何度も素晴らしい思いをしてきたわけなんですが、なんだろう?凄い衝撃です…テクノとかエレクトロとか色々聞いた後に聞いて、凄さに気づいた感じです。
 高橋幸宏ってYMOの御三方の中で、オシャレ担当って感じだったんですが認識が甘かったです…救いの無いような中、一筋の光明が見えるような、そんな荘厳なっていうと、ちょっと違う、もっと繊細で微妙な世界観です…
 ウィリアム・ギブスンがこれを聞いてニューロマンサーを書いたかどうかは謎ですが、あながちウソではないかなぁ…って思います。
(1981、Alfa)

高橋幸宏 & Steve Jansen : Stay Close

 高橋幸宏の曲って、「かっこいい幸宏」と「かっこ悪い幸宏」があると思うんですが、これはかっこいいです。ヨーロッパ的な憂いっていうか陰鬱な感じもありつつサビはサワヤカ!サウンド的にもつくりこまれていて文句無しです。サウンドの作り込みも今聞いても新しい感じです。スタジオで「○○みたいな感じで作ろうか」ってな適当な感じで作ったのではなく、1からっていうか0から作った感じがします。
 沢尻エリカで有名になった言葉である「BETSU-NI」(別に)って曲も入ってます。スティーブ・ジャンセンが気に入った日本語らしく、そう言われてみれば日本的な微妙なニュアンスで使われる素晴らしい言葉ですね。それはさておき曲のほうは「かっこ悪い幸宏」系で、甘くせつなく幸が薄いようでいて幸せが保証されているような聞くとワナワナしてしまう素晴らしい曲です。
 ちなみにStay Closeは坂本龍一のラジオ番組であるサウンドストリートでかけていたのをカセットテープに録音したのを何度も聞く→なぜかCDが出なくてVCDが出たのでPVで何度も鑑賞→しばらく忘れる→今回CD購入とあいなりました。思いでの曲なのでうれしいです。当たり前だけどCDはカセットと比べて音がいいですね。今は音楽のダウンロードが問題になっているけれども、昔は録音したカセットだったんだなぁって思うとともに名曲は結局買っちゃうんだなぁって感慨深いです。
(1986年の曲、TENT(ポニーキャニオン))

矢野顕子 : 峠のわが家

 坂本龍一のサウンドストリートというFMの番組で聞いて、気に入ったのですが、それ以来聞いていなかったという、、、当時はカセットに録音したのを聞いていました、、、レコード買えよっ!って感じですね、、、
 DavidとHome Sweet Homeが素晴らしいです。ボーカルはもちろんなんですが、坂本龍一のキーボードに、高橋幸宏のドラム、キラキラしたDX7の音とかスネアの音とか、全てが素晴らしいです。
(1986、MIDI)

高橋幸宏 : 薔薇色の明日

 これはほんとに素晴らしいです。どの曲も素晴らしいし、アルバム全体としての完成度も高いです。もちろん音の一個一個も素晴らしいです。テクノを経由して音をじっくり聞くようになったら、さらに良さが堪能できるようになりました。
 「THIS ISLAND EARTH」みたいな暗い曲は、昔は「何かやだなぁ〜」って感じだったんですが、ちょっとウツっぽい曲もあると、流れとして引き立つなぁ、、、みたいな感じで聞けるようになりました。僕も大人になったなぁ、、、
 もちろん最後の「April Fool」は素晴らしすぎるのでした。バカラックなんて当時は知らなかったので、「ユキヒロの曲は素晴らしい!天才だ!!」と勝手に勘違いしてました。。。
(1983、Alfa)