Boards Of Canada : Open The Light

 ずーっと聞きたいなぁって思っていた、Boards Of Canadaのアルバム「Music Has The Right To Children」なわけですが、長年のこと勝手にジャケからイメージを作り上げていたんですが、思っていたより暗かったという…
 そんな中、イメージ通りのほっこりと明るい感じな曲が、Open The Lightです。アルバムを通して聞く中のご褒美のような曲で、アルバムを聞かずに一曲だけ買って聞いちゃうのは、どうかなぁ?って思わなくもないんですが、まぁダウンロード時代っていうか、Beatportな今、こういう聞き方もありかなぁって思ったり、思わなかったり…アンビエントっていうと一枚ガッツリ気合いを入れて聞いてたんですけど、良くも悪くも接し方が変わってきたように思います。
(1998、Warp Records)

Boards Of Canada : In A Beautiful Place Out In The Country

 やっとの事でBoards Of Canadaデビューを果たしたのですが、これも気に入りました。これまた気温が低くて薄明るい世界っていうんでしょうか?うひゃ〜最高だぜ〜って感じではないんですが、なんか心地よいみたいな…もしかしたら僕もこういう世界観をやっと受入れる事ができるようになったのかもしれないです。
 ゆっくりとしたヒップホップなリズムに全編にわたって入るボコーダーが素敵です。そして極端にぶっとばないんだけど繊細な空間処理が素晴らしいです。
(2000、Warp)

Slag Boom Van Loon : Poppy Seed (Boards Of Canada Remix)

 高橋幸宏にはまりすぎて脱出できないよぅ…って感じだったんですが、寒くもなったし、ここはひとつBoards Of Canadaでも聞いてみようかなって事で聞いてみました。ずーっと気になってはいたんですが、なんかロック的な文脈で語られるっていうか、そういう気配を感じていたので、新世紀を迎えても90年代のテクノの残滓をひたすらすすりまくっていた僕にはうさんくさく感じていたのですが、そういえば熱く語っていた人がいたなぁ…とか、つらつらと思い出しつつ聞いたら、良かった!
 実際どうだかは知らないっていうか、わからないんですが、バキバキのトリップ!ずぶずぶと沈む意識の中で感じる何か…っていうような感じではなくて、ほどほどの浮遊感が心地よいです。スローだけどヒップホップなリズムがいいんでしょうか?アンビエントって、まぁ似たような感じになりがちな側面もあるとは思うんですが、Boards Of Canadaは独自な感じです。こう聞いてると、なんかいい事あるかな?的な儚い、微妙な希望のような…まぁ、これはBoards Of Canadaの曲ではなくリミックスではありますが…
(2001、Planet Mu)