Brian Eno : Thursday Afternoon

 イーノの傑作だと思います。僕は好きです。1時間にわたって、イーノの世界が繰り広げられます。元の音はDX7だったと思うんですが、絶妙にアナログ処理されていて、本気で聞いた時に、その真価が発揮されます。優しい音がえんえんと続く感じです。アンビエントってなにげに、がんばりすぎている曲が多いと思うんですが、これはそんな事はなく、ひたすらアンビエントです。今聞くと新鮮な世界観です。
(1985、E’G)

Brian Eno : Discreet Music

 ブライアン・イーノは、だいぶ聞きました。東京に引っ越してすぐでアパートの防音が最悪で、さぁ困ったって時に聞きました。ちょっとでもうるさいと速攻で隣のオバサンにどなりこまれたので、アンビエントを聞くしかなかったという、、、サウンド&レコーディングなんかに出るインタビューは、凄く哲学的だったし、よくわかんないで聞いていたって感じかもしれないです。
 このDiscreet Musicは、アンビエントっていうより脱音楽っていうか、ほんとアンビエントのアイデアが出たころのアンビエントなんだろうなぁって思います。なんと 1975年にレコードで出ていて、こんな時期に何をどう思ってアンビエントをつくりはじめたのか??って感じです。
(1975、EG)

Sven Vath : The Harlequin – The Robot And The Ballet-Dancer

 アルバムです。ジャケが凄いです、、、っていうか、ちょっと変です。当時何か変だなぁ、、、と思いつつ買って、ちょっと不気味だなぁ、、、って感じで、あまり聞いていませんでした。。。
 、、、が、久々に聞いたら傑作アルバムでした。「あれ?これって実はゴアだったのか!」って感じなんです。ゴアトランスほど、曲がったりグルグルしたりしないんですが、ほどよくテイストと世界観が出ています。ゴアトランスを経由してから聞くと、ゴアトランスほど過剰な部分がない分、品のいい部分が素晴らしいです。テクノの歴史を振り返りながら聞くと面白いです。
 スヴェン・バースってDJの時の暗黒帝王なイメージが強かったのですが、アルバムはアンビエントな要素も強くて繊細で素晴らしいです。生っぽい音にしてもシンセにしても、うわぁ〜!いい音だなぁ〜って音がたくさん入ってます。時おりブライアン・イーノな所や坂本龍一な感じのところがあって、そこがまたニヤリって感じです。
 ガッチリ一枚通して聞いたほうが、いいように思います。リアルタイムで聞いていた方は僕と同じで気に入っていなかった方が多いと思うので、ぜひ!!って感じです。
(1994、Eye-Q)

Sun Electric : 30.7.94 Live

 ベルリンの二人組、Sun Electricのライブなんですが、これが素晴らしいんです。ブライアン・イーノ的な持続音のループがベースで、すごく聞きやすいんですけれども、ガチンコで聞くと、いたるところに仕掛けがちりばめられていて、全くあきずに楽しめます。
 ライブ録音なんですが、これがまたライブ感にあふれていて素晴らしいんです。ライブで聞いた人は良かっただろうなぁ。。。Sun Electricも「機材たっぷり系」の方々なんで、職人の技が楽しめます。こういうのがライブで聞けるなんて、ヨーロッパはさすがテクノの本場だなぁっ!!って当時思いましたけど、今思うと時代的にもいい時代だったのかもって思います。全体の雰囲気も凄く幸せで前向きな感じです。
(1995、Apollo)