Resistance D : Feel High

 ジャーマントランスを代表するユニットの一つであろうResistance Dの1999年のシングルです。時代的にはプログレシッブ全盛な頃なので、トーンとしてはそういう感じになっているのですが、Resistance Dの美しく、聞いていると静かに意識が高揚していく感じは、変わりなく素晴らしいです。Resistance Dって特にこった事をしている印象はないんですが、単純なアルペジオなんかも結晶度が高い美しさを感じます。商業的なトランスとの違いがどこから出てくるのか不思議です。
 Feel High (Video Edit) が美しいボーカルからはじまって、意表をつかれます。テクノの短いEditって僕はそんなに聞かないんですが、これは素晴らしいです。メロディーが美しいです。RAVEな感じのFeel High (Spacefrog & Time Lord Remix) に、Humateのちょっと硬めのリミックスのFeel High (Humate Remix) に、Der Dritte Raumの独特の世界としか言いようのないFeel High (Der Dritte Raum Remix) とリミックスもバッチリに仕上がっています。
 宇宙の果てまで高く高くぶっとんでいく感じって、もはや時代的に求められていないのかもしれないし、僕も90年代初頭のようにヘビーに聞いているわけではないのですが、やっぱり時々聞きたくなるし、ジャーマントランスって唯一無二の最高な音楽だなぁって思います。
(1999、What’s Up ?!)

Der Dritte Raum : Rosa Rausch

 Der Dritte Raumの久々のアルバムです。ジャケットを見て、これはいける!って思ったのですが、大当たり!でした。ジャケそのまんまの聞くパズルっていうか脳内カレイドスコープっていうか、聞くエッシャーっていうか…さすが!Der Dritte Raum!!よくできています。
 ベルのような弦のようなFM音源チックな音色が美しいRosa Rausch、得意の軽快なハマリ系のModularmodulにBlautaut、美しく楽曲としての完成度が高く「死ぬ前に聞きたい1曲」系のWeitweltが僕のお気に入りです。
 Der Dritte Raumって押し出しも強くないし、ヤバイ!とか天才的だ!と話題になる事も無いし、音数も少ないんですけれど、ハマリはほんとうに素晴らしいです。ある意味ほんとに「わかってつくってる」感じです。ゴアトランスのパーティーに昔行った時も、Ree.KなんかがかけたDer Dritte Raumで黙々となんだけど、みんな楽しく笑顔で踊ってる時って楽しかったです。テクノに貴賎は無いんですが、玄人受けするいい曲をDer Dritte Raumはつくると思います。もっと流行ってほしいです。
(2010、Save To Disc Recordings)

X-Dream : Radiohead

 大大大ヒットしたRadioのシングルです。アルバムバージョンが凄くいいので、シングルを買わんでも、、、って気もしなくもないんですが、見たらみさかいなく反射的に買ってしまうあたりが当時の熱狂でした。「Der Dritte Raum Remix」がカッチョイイです。組み合わせの妙っていうかX-DreamとDer Dritte Raumのいい所がバッチリでています。もちろんアルバムバージョンのギュイーーーーーーーーーーーンって音の入ったのもめちゃくちゃかっこいいです。無心になってはまれる名曲でした。
(1998、Blue Room)

Der Dritte Raum : Klubraum

 前作Distanzはミニマル色が強かったのですが、今度はまたファンキーです。ディスコっぽいです。そんな世界観がエレクトロな音色で繰り広げられます。楽しい「Spurrillen」と、ちょっとかっこいい「Tantzstanze」が好きです。
 世間ではCCCDで一騒動おこっていた頃で、「僕はテクノだから関係ないや、、、」って高みの見物をきめこんでいたら、このCDはCCCDだったので、軽くショックを受けた記憶があります。
(2003、Virgin)