Transform : Transformations

 振り返ってみるとライジング・ハイって結構好きだったみたいです。Sven Vath率いるハートハウスと比べて、統一感がないっていうか、コンピっぽい感じがあったように思うのですが、結局好きな曲が多く、これも思い出深い曲です。どっかで聞いたかっていうと、聞かなかったように思うのですが、懐かしいです。
 シャーララ、ルリルララーっていう、ボーカルっていうかボイスが印象的で、当時テクノを聞いていた人なら、あぁ、これね!って思うはずです、たぶん。当時の独特な初々しい、楽天的な様子が伝わってきます。
 聞き慣れたOriginal Mixは、もちろん、細い音色のシーケンスが、かわいいParadise Mix、それと、Irresistible Force(ミックス・マスター・モリス)のミックスも、ほどよいドロリン感が、いいです。
 ちなみに、プロデューサーとしてResistance Dがクレジットされています。
(1993、Rising High)

The Secret Life Of Trance 2

 当時隆盛をなしていた、Harthouseとはまた違った暗さがRisingHighの魅力でした。当時勝手にRisingHighもドイツのレーベルだったと思っていたらUKだったという。。。デトロイトテクノのマネをドイツで間違ってマネしたらジャーマントランスができて、それをマネしたら RisingHighが、、、って感じなんでしょうか??
 今にしてみると部屋聞きにあわないスケールの大きい曲が大きいです。クラブというよりはなんとなく野外が似合うような??今聞くとだいぶゴアっぽいです。
 スケールでかい系のRD1の「Total Eclipse (Dsl Mix)」、強引に泣かせにかかってくる4 Voiceの「Eternal Spirit」とシラフじゃ聞けないよ、、、って感じの凄い曲がそろってます。そんな中、Pink Elln & Atom Heartの20分にもおよぶ、まさにエレクトロニックな超大作「Electroniq」なんかもある所が当時の多様性をしのばせてくれます。
 最後の曲のDreamfishの「Underwater」は普通に気持ちいいアンビエントです。ミックス・マスター・モリスって本人名義じゃないほうが、力が抜けてていいような??
(1993、Rising High)

The Secret Life Of Trance

 ジャケが凄いです。当時の雰囲気がよく出てる?気がします。なんか今より、おっかなびっくりな感じでテクノって聞いてたような気がします。もちろんラジングハイのコンピなのですが、「トランスの秘密の生活」って訳なんでしょうか?昔から謎で今も謎なのですが、これまた凄いタイトルです。
 ジャム&スプーンというか、そのボーカルのPlavkaファンとしては、Rising High Collectiveの「No Deeper Love (Irrisistible Force Mix)」がありがたいです。ミックス・マスター・モリスのリミックスで美しさ倍増な感じです。
(1993、Rising High)

BARBARELLA

BARBARELLA

 バーバレラはSven VäthがR.HILDENBEUTELとつくった初期ジャーマントランスの大傑作です。ジャーマントランスの中でもスヴェン・バースのレーベルのHARTHOUSEのものはけっこうくら〜い感じのものが多いんですが、バーバレラはとても楽天的な世界感です。
 ジェーン・フォンダ主演で同名のSF映画がありますが、そっちをこの曲から期待してみたらハチャメチャでがっくし、、、というかあまりの荒唐無稽さに大爆笑でした。。。っていうか映画のほうが先ではあるんですけどね。
 僕が持っているのはUK版で色々なミックスが入ってます。みんな原曲を生かした感じで、どれも楽しめます。ミックスマスター・モリスのTHE IRRESISTIBLE FORCE REMIXはアンビエントに仕上げていて、元の優しい感じがさらに際だつ感じです。たぶん当時のアナログ機材でつくったと思われるアナログな音が心地よいです。
 色々と変わってきているトランスというジャンルですが、原点なだけに素直に楽しめる曲だと思います。